搬送作業
移動用機器
台車
荷物をのせて運搬移動するための、車輪が付いた台。
- 板台車：荷台が木製の平台車。
- かご台車：開口部以外の3面がパネルで囲まれているカゴ付きの台車。
パレット
荷物を載せる荷役台。
ハンドリフト（パレットトラック）（パレッター）
荷物を載せるパレットを移動させるための荷役機器。
油圧を利用したリフト機構が備わっており、持ち上げた状態で手動での移動が可能となる。
ストレッチフィルム
ポリエチレン樹脂などを原料とした梱包用のフィルム。
荷崩れ防止や輸送時の荷物の破損などを防ぐ目的で使用される。
トラック
小型(2t・3t)、中型(4t)、大型(10t)で、中型は中型免許、大型は大型免許が必要となる。
2007年以前に普通免許を取得している場合は、中型8t限定免許となり、最大積載量5t以内、車両総重量8t以内の4tトラックの運転が可能である。
高所作業車
作業用バスケット(作業床)が2m以上の高さに上昇出来る能力を持ち、昇降装置、走行装置等により構成され、自走できる機械。
養生
養生ボード
養生ボードの基本寸法は、910×1820mm。(3×6尺の端数を10mm単位に切上）だいたい畳1畳分。
厚さは、3mm、9mm、13mmが一般的である。
- コンパネ：コンクリートパネル。コンクリート型枠用に作られたベニヤを貼り合せた木製の合板。一般的に12mm。
- 鉄板：敷鉄板。
- 青ベニ：床に使う資材。ポリプロピレン製の硬いシート。ザラザラの面が表。
- 黒ベニ：導電カーボンを練りこんでいるため静電防止効果がある。
- プラベニ：プラスチック製のボード。中空構造で軽量なので、壁・扉に使う。衝撃吸収性に優れ、繰り返し使用できる。
養生テープ
ポリエチレンで作られたテープで、表面に細かい網目があるので手で簡単に切れるようになっている。
はがした跡が残りにくい特性がある。
荷上げ
ウインチ
回転ハンドルまたは原動機を使用してロープなどを巻き取って、重量物を動かしたり、また滑車を介してつり上げたりする巻上げ機械。
ガイ
揚重機で荷物を上げ下ろしする際に、姿勢を制御し、正確に目的位置へと移動させるために吊り荷につける控え綱(ロープ）。
シャックル
鎖の端やワイヤーロープを留める吊り金具で、ねじピンが取りはずしできる。「しゃこ」ともいう。
チェーンブロック
重量物を鎖で上げ下げする装置。
上方の鎖車に鎖を掛け、鎖の下方にフックをつり下げたもの。
操作用鎖を手で引っ張り、鎖車の回転を平歯車で減速し、フックを保持している荷物持ち上げ用鎖を巻き取るようになっている。
鎖から手を放してもつり下げた物が落下しないようにブレーキ装置がついている。
レバーブロック
レバーで操作するチェーンブロックのこと。
トラックの積荷にロープをかけて締め付けて緩んだ部分を締め上げるのに使う。
チェーンブロックより全体的に小さい。
玉掛け作業
クレーンなどのフックに物を掛け外しする作業のこと。
玉掛け作業を行うためには技能講習を受け、資格を取得しなければならない。
現場道具
クランプ
結合金物のことで、鋼管足場の組み立て時に使用する。
ジャッキベース
最下段の足場の高さを揃えるために用いる足場部材。
皿板
足場組立てにおいて、建枠が地中にめり込まないように足元に敷く板。および型枠の支柱に敷く板。
ジャッキ
小さい力で重い物を垂直に持ち上げる機械装置。
ねじ・歯車・油圧などを利用するもので、主に人力によって動かす。
自動車修理や家屋の移転のときなどに使用する。
墜落制止用器具（安全帯）
高い場所で作業を行う場合に使用する命綱付きベルト。
名称は安全帯から墜落制止用器具に変更され、胴ベルトのU字つり型は認められなくなった。
ロリップ
コンクリートの吹付作業時などで、片手でノズルを支え、もう一方の手で降下速度を調節しながら傾斜面を降りるグリップ装置。
ロリップをセットした親綱に体重を掛けたまま降下量が操作できる。
カラーコーン
道路や工事現場などの規制や区分けを目的として置かれる円錐形の保安器具。
歯止め
タイヤと地面の間に何か物をかまし、止まっている車などが自然に動き出さないようにすること。
コンクリートカート
主にコンクリートを扱う工事現場で使用される手押し車のこと。
バケット
コンクリート・粉体・土砂などを入れて運搬する容器のこと。
トランシット
角度を測定する機器の一種。
角度を精密に測ることができ、三脚の上に据え付けて使う。
建築工具
クリッパー
鉄線や電線を切るための大ばさみ。
コードリール
コンセントから離れた場所で電気を使う際に使用する延長コードを、ドラムで巻き取ることでより簡単に使用できるようにしたもの。
トーチランプ
鉛管のはんだ接合やビニル管接合などに使用する手持ちバーナー。
ガソリンか石油を燃料に気化燃焼する。
バール
釘抜きの俗称。
釘抜きとして使うだけではなく、はがす・めくるなどの解体作業でも使用する。
けれん棒（スクレーパー）
塗装の下地やコンクリートパネルに付いたコンクリートの清掃、船の底のフジツボや錆を落とすのに使われる。
刷毛(はけ)
木やプラスチックなどでできた柄の先端に多数の毛を取り付けた道具。
建築物の塗装の場合、通常ローラーによって塗装をおこなった後に細かい部分の塗装のために使用される。
ローラーブラシ
塗装用具で用いるブラシ。
ローラーカバーと呼ばれる部分には羊毛や合成繊維などが用いられ、塗料を含ませた状態で回転させながら塗装する。
ワイヤーブラシ
金属で作られたブラシで、金属のサビ落としや塗装はがしなどの研磨作業に使う。
レンチ（スパナ）
ボルトやナットなどを回すことによって、締め付けて固定したり、緩めて外す作業を行うための工具の総称。
スパナ
先端が開放されたもの。
めがねレンチ
ハンドルの端にめがねのような輪型の嵌合部分がある。
ボルトの各角6か所全部に力が加わるので、ボルト頭の痛みが少なく、強い力で締めることができる。
モンキーレンチ
ネジの部分を回すと開口部が開いたり狭くなったりする。
ボルト頭に合わせて口幅が調整できる。
トルクレンチ
締め付けの力に指定がある時に使う。
力を表すメモリがついているので、締め付け具合がわかるようになっている。
自動車整備でよく使われる。
六角レンチ
六角穴付きボルトのネジに使用する。
自転車修理や家具の組み立てなどによく使われる。
パイプレンチ(パイレン)
パイプを回すためのレンチ。
主に水道管、ガス管などに継手をねじ込んだり、外したりする。
ラチェットレンチ
回転方向を一方向に制限するラチェット機構があり、回転方向をレバーで切り替えできる。
回転のたびにヘッドをはめ直す必要がない。
立水栓締め付け工具
先端が直角に曲がっており、縦向きにして使うタイプのレンチ。
普通のレンチやプライヤーを差し込めない洗面台の下などの狭い場所のナットを回すのに使う。
建築金物
固着具
ネジ・ボルト・ナット
ネジとは、らせん状のギザギザとした溝が付いた工具の総称。
ギザギザ部分が外側に付いている雄ネジのことを「ボルト」、ギザギザ部分が内側に付いている雌ねじのことを「ナット」と呼ぶ。
ワッシャー（座金）
ボルトとナットを締め付ける際にナットの下に入れて、部材との間のなじみをよくしたり、ナットの回転を防止するために用いられる薄い金属板状の部品。
ビス
頭に直線の溝もしくは十字の穴がある小さな雄ねじの総称で、通常8mmより径が小さいもの。
ステープル
木材などに布状や網状のものを固定するＵ字型の釘。
エアタッカー(空圧工具)を使用して、打ち込む。
モルタル下地となるラス網や防水・防湿紙の固定などに使われる。
アンカーボルト
機械・柱・土台などを据えつけるため、コンクリートの基礎などに埋め込むボルト。
吊りボルト
軽量鉄骨天井下地、空調機、ダクト、配管類などを吊り下げるための棒状の丸鋼で、両端にねじを切ったもの。
ワイヤーロープ
ワイヤーロープ
炭素鋼線を数十本より合わせて子縄とし、その子縄をさらに心綱のまわりに数本より合わせてつくったロープのこと。
ターンバックル
支持棒や支持ワイヤーロープなどの張力を調節するための器具。
金属製の胴の両端にネジ山が切られていて、一方は右ネジ、もう一方は左ネジ(逆ネジ)になっている。
この胴を回転させることで両端に取り付けられたボルトが締め込まれ、張力を調節することができる。
ワイヤークリップ
ワイヤーを固定、接続する専用器具。
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