圧力容器・ボイラー（ビル管問題）

ビル管試験の過去問題で、よく出る、2回くらい出てる、1回出たけど…。
実際の試験は5択の選択問題なので、このような出題形式ではありません。
正誤問題では、同じような文言の文章は一つとしてまとめてます。

圧力容器の分類
丸ボイラー
1. 立てボイラー
2. 炉筒煙管ボイラー
水管ボイラー
1. 貫流ボイラー
鋳鉄製セクショナルボイラー
ボイラーの蒸気装置
1. 蒸気管
ボイラーの区分と資格
1. 貫流ボイラー

圧力容器の分類

第一種圧力容器

第一種圧力容器のメモはこちら。

正誤問題（H24）
第一種圧力容器は、1カ月以内ごとに1回、定期自主検査を行う。

〇

正誤問題（H27,2023）
第一種圧力容器の定期自主検査は、6カ月以内ごとに1回行う。

×（定期自主検査は、1カ月以内ごとに1回）

正誤問題（H29）
第1種圧力容器は、1年に1回、定期自主検査を行う。

×（定期自主検査は、1カ月以内ごとに1回）

正誤問題（H25）
第一種圧力容器に該当する貯湯槽は、1年以内ごとに1回、労働安全衛生法の規定に基づく性能検査を受ける。

〇

第二種圧力容器

第二種圧力容器のメモはこちら。

正誤問題（H24,H26,H27,H28,2019,2020,2023）
第二種圧力容器は、1年以内ごとに1回、定期自主検査を行う。

〇

正誤問題（2022）
第2種圧力容器に該当する圧力水槽は、2年以内ごとに1回、定期自主検査を行う。

×（定期自主検査は、1年以内ごとに1回）

小型圧力容器

小型圧力容器のメモはこちら。

正誤問題（H25,H27,2023）
小型圧力容器は、1年以内ごとに1回、定期自主検査を行う。

〇

丸ボイラー

立てボイラー

立てボイラーのメモはこちら。

正誤問題（H23）
立てボイラは、小規模建築物などの暖房用として使われる。

〇

炉筒煙管ボイラー

炉筒煙管ボイラーのメモはこちら。

正誤問題（H23）
炉筒煙管ボイラは、燃焼室と直管の煙管群から構成される。

〇

正誤問題（H24,H27,H29,2020,2023）
炉筒煙管ボイラは、直径の大きな横型ドラムを本体とし、燃焼室、煙管群で構成される。

〇

正誤問題（H25）
炉筒煙管ボイラは、水管壁に囲まれた燃焼室を有する。

×（水管壁は、一般に水管ボイラーで使用する）

正誤問題（H28）
炉筒煙管ボイラは、洗浄・消毒等の用途に高圧蒸気を必要とする病院・ホテル等で多く採用されている。

〇

水管ボイラー

水管ボイラーのメモはこちら。

正誤問題（H27）
水管ボイラは、低温水を熱媒体としている。

×（低温水→蒸気）

正誤問題（H28）
水管ボイラは、蒸気を熱媒としている。

〇

貫流ボイラー

貫流ボイラーのメモはこちら。

正誤問題（H28）
貫流ボイラは、蒸気を熱媒としている。

〇

正誤問題（H23）
貫流ボイラは、大きなドラムが特徴的である。

×（貫流ボイラは、蒸気ドラムが無い）

正誤問題（H25）
貫流ボイラは、大きなドラムがないことが特徴である。

〇

正誤問題（H24,H27,H29,2023）
貫流ボイラは、水管壁に囲まれた燃焼室及び水管群からなる対流伝熱面で構成される。

〇

正誤問題（2021）
貫流ボイラは、煙道を備えている。

〇

正誤問題（2022）
給湯用貫流ボイラは、温水を取り出す小型ボイラで、水管群により構成され耐圧性に優れている。

〇

正誤問題（H25）
小型貫流ボイラは、蒸気暖房用に使われる。

〇

鋳鉄製セクショナルボイラー

鋳鉄製セクショナルボイラーのメモはこちら。

正誤問題（H23,H25,H27）
鋳鉄製ボイラで高温・高圧・大容量のものの製作は難しい。

〇

正誤問題（2023）
鋳鉄製ボイラは、高温・高圧の蒸気の発生に適している。

×（鋳鉄は強度が弱いので、高温・高圧は難しい）

正誤問題（H29）
鋳鉄製ボイラは、スケール防止のため、装置系を開放系で設計・使用する。

×（開放系→密閉系）

正誤問題（2020）
鋳鉄製ボイラは、スケール防止のため装置系を密閉系で設計・使用する。

〇

正誤問題（H28）
鋳鉄製ボイラは、鋳鉄製のセクション内部の清掃が難しい。

〇

正誤問題（H24）
鋳鉄製ボイラは、地域冷暖房などの高圧蒸気が必要な場合に使用される。

×（鋳鉄は強度が弱いので、高圧のものの製作は難しい）

ボイラーの蒸気装置

蒸気管

蒸気管のメモはこちら。

正誤問題（H24,H27,2019）
蒸気トラップは、凝縮水の分離で使用する。

〇

ボイラーの区分と資格

ボイラーの区分と資格のメモはこちら。

正誤問題（H27,H29,2019）
ボイラは伝熱面積とゲージ圧力などにより、簡易ボイラ、小型ボイラ、ボイラに区分される。

〇

貫流ボイラー

貫流ボイラーのメモはこちら。

正誤問題（2020）
貫流ボイラの取扱いには、容量によらずボイラ技士に関する資格が必要である。

×（伝熱面積30m²以下はボイラー技士は不要である）