床清掃（ビル管問題）

ビル管試験の過去問題で、よく出る、2回くらい出てる、1回出たけど…。
実際の試験は5択の選択問題なので、このような出題形式ではありません。
正誤問題では、同じような文言の文章は一つとしてまとめてます。

床メンテナンスの種類
1. ウエットメンテナンス
2. ドライメンテナンス
床メンテナンスの作業
床維持剤（フロアーフィニッシュ）
床素材
カーペット素材
1. カーペット材

床メンテナンスの種類

床メンテナンスの種類のメモはこちら。

正誤問題（H29,H30）
床面の清掃について、日常における除じん作業のほか、床維持剤の塗布の状況を点検し、必要に応じ、再塗布等を行うこと。

〇

正誤問題（H24）
床面(弾性床材)の洗浄と床維持剤塗布は、日常清掃として実施する。

×（定期清掃として実施する）

正誤問題（H27）
床面(弾性床材)の洗浄と床維持剤塗布は、定期清掃として実施する。

〇

ウエットメンテナンス

ウエットメンテナンスのメモはこちら。

正誤問題（2019）
ウェットメンテナンスでは、汚れが激しい箇所を洗剤で洗浄し、床維持剤を塗布する。

〇

正誤問題（2019）
ウェットメンテナンスは、ドライメンテナンス法に比べ、部分補修がしにくい。

〇

正誤問題（2019）
ウェットメンテナンスは、ドライメンテナンス法に比べ、使用する資機材の種類が多い。

〇

正誤問題（2022）
ウェットメンテナンス法は、ドライメンテナンス法と比較して、作業の標準化・システム化がしやすい。

×（作業工程が多いので標準化がしにくい）

正誤問題（2019）
ウェットメンテナンスは、シールされた木質床は、水性フロアポリッシュを使用できるが、水の使用を最小限にして管理する必要がある。

〇

ドライメンテナンス

ドライメンテナンスのメモはこちら。

正誤問題（2019）
ドライメンテナンスは、床材への水の浸透による劣化を防ぐ。

〇

正誤問題（2020）
ドライメンテナンスは、汚水がほとんど発生しないので、環境汚染が少ない。

〇

正誤問題（H23,H30,2019）
ドライメンテナンスは、床材への熱影響に注意が必要である。

〇

正誤問題（H29）
ドライメンテナンスは、一定期間を通しての平均的美観度は高い。

〇

正誤問題（H23,H30,2019）
ドライメンテナンスは、ウェットメンテナンス法に比べ、作業の安全性に劣る。

×（水を使用しないので安全度が高い）

正誤問題（2020,2021）
ドライメンテナンスは、ウェットメンテナンス法に比べて作業の安全性が高い。

〇

正誤問題（H29）
ドライメンテナンスは、ウェットメンテナンス法に比べ、作業の標準化・システム化がしやすい。

〇

正誤問題（2020）
ドライメンテナンスは、作業の工程数が少ない。

〇

正誤問題（H23,H30）
ドライメンテナンスは、ウェットメンテナンス法に比べ、使用する資機材が多い。

×（使用する資機材は少ない）

正誤問題（H27,2021）
ドライメンテナンスは、ウェットメンテナンス法に比べ、部分補修がしにくい。

×（部分補修しやすい）

正誤問題（H29,2020）
ドライメンテナンスは、ウェットメンテナンス法に比べ、部分補修がしやすい。

〇

床メンテナンスの作業

床メンテナンス基本的な流れ

床メンテナンス基本的な流れのメモはこちら。

正誤問題（H27,H29,H30）
ドライバフ法は、研磨剤を含んだフロアパッドで磨き、光沢度を回復させる作業である。

×（研磨剤を含まない白パッドで磨く）

正誤問題（H23,H25,2022）
ドライバフ法は、洗浄つや出し作用をもつスプレー液をかけながらパッドで磨く方法である。

×（スプレーバフの説明）

正誤問題（2020）
ドライバフ法の床磨き機は、床面の土砂やほこりの除去に使用される。

×（床の光沢を回復する作業に使用される）

正誤問題（H25,H27,2021）
ドライバフ法で用いる床磨き機は、回転数が高いとフロアポリッシュの皮膜を傷めるので、低速で使用する。

×（光沢度回復が簡単にできるため、高速で研磨する）

正誤問題（H29,2019,2022）
ドライバフ法で用いる床みがき機は、回転数が高いほど光沢度回復が簡単にできる。

〇

正誤問題（H30）
ドライバフ法で用いる床みがき機は、回転数が低いほど、光沢回復が簡単にできる。

×（回転数が低い→回転数が高い）

正誤問題（H25）
スプレーバフ法は、洗浄つや出し作用をもつスプレー液をかけて、専用パッドで磨く作業である。

〇

正誤問題（H27）
スプレーバフ法は、フロアポリッシュの皮膜の奥まで入り込んだ汚れを取り除く作業である。

×（皮膜の奥まで入り込んだ汚れを取り除くには、スプレークリーニングをおこなう）

正誤問題（H24）
樹脂床維持剤塗布床面の表面洗浄は、酸性洗剤を使用する。

×（中性～弱アルカリ性の洗剤を使用する）

正誤問題（H23,H25）
スプレークリーニング後は、必ずフロアシーラを1～2層塗布する。

×（フロアシーラ→フロアポリッシュ）

正誤問題（H27,2019）
スプレークリーニング法の仕上げには、フロアポリッシュを塗布する。

〇

正誤問題（H25）
スプレークリーニング法は、細かい傷と軽度の汚れを除去する作業である。

×（皮膜の奥まで入り込んだ汚れや傷を取り除く作業）

正誤問題（2021）
スプレークリーニング法は、毎分1000回転以上の超高速床磨き機を用いる。

×（超高速床磨き機は、ドライメンテナンスで使用する）

正誤問題（H30,2021,2024）
床維持剤の黒ずみが生じてきたら、床維持剤の剥離作業をし、再生させる。

〇

正誤問題（2019）
ウェットメンテナンスは、樹脂床維持剤の皮膜を除去するには、酸性の剥離剤で皮膜を溶解させる。

×（アルカリ性の剥離剤を使用する）

正誤問題（2020）
樹脂床維持剤塗布床面の剥離洗浄は、アルカリ性洗剤を使用する。

〇

正誤問題（H26,H29）
樹脂皮膜の剥離に使用する床用パッドは、粗いパッド(黒又は茶)を用いる。

〇

正誤問題（H27,H30,2020）
樹脂皮膜の剥離は、床材を傷めないようにするため、床用パッドの青又は赤が使われる。

×（剥離は茶または黒パッドを使用する）

正誤問題（H26）
剥離洗浄後、床面をリンス剤で中和する。

〇

正誤問題（H23,H26,H28）
剥離剤を使用後、すすぎ拭きは1回とし、樹脂床維持剤を再塗布する。

×（洗浄成分が無くなるまで、1回ではなく十分に行う）

正誤問題（H27,2021）
剥離剤の使用後は、すすぎ拭きを十分に行ってから、樹脂床維持剤を再塗布する。

〇

カーペットの清掃

カーペットの清掃のメモはこちら。

正誤問題（2022,2024）
繊維床材は、パイルに空隙があることから土砂・ほこりが堆積しやすい。

〇

正誤問題（H25,H29,2023,2024）
パイル表面の粗ごみは、カーペットスイーパなどで除去する。

〇

正誤問題（H23,H24,H27,2019,2021）
パイル内部のほこりの除去には、カーペットスイーパを用いる。

×（パイル内部のほこりの除去には、バキュームクリーニングを使用する）

正誤問題（H28）
パイルの奥の土砂は、カーペットスイーパで除去する。

×（バキュームクリーニングを使用する）

正誤問題（2023）
パイル奥の汚れを除去するために、シャンプークリーニングを行う。

〇

正誤問題（H23,H26,H30,2022）
バキュームクリーニングは、カーペットの織り目に入り込んだほこり・土砂の除去ができない。

×（除去できる）

正誤問題（2023）
バキュームクリーニングは、カーペットの織り目に入り込んだほこり・土砂等の除去に用いられる。

〇

正誤問題（H25）
カーペットのしみ取りは、早く対応するとよい。

〇

正誤問題（H29）
カーペット類の清掃は、1ヵ月以内ごとに1回定期的にしみ抜きを行うこと。

×（しみ抜きは、日常清掃でおこなう）

正誤問題（H29）
繊維床材のしみは、単に繊維に吸着していたものが、時間の経過により染着したものである。

〇

正誤問題（H25,H28）
パイル上部の汚れ除去には、拭き取り方式を用いる。

〇

正誤問題（H26,2020）
事務所建築物の繊維床材の汚れは、約60%が油性のしみである。

×（油性→親水性）

正誤問題（2021,2022）
事務所建築物の繊維床材のしみは、約60%が親水性である。

〇

正誤問題（H24）
カーペットの洗浄は、中性洗剤を使用する。

〇

正誤問題（H26,H30）
カーペット類の洗浄後は、防汚剤を散布する。

×（防汚剤は散布しない）

正誤問題（H29,H30）
カーペット類に洗剤を使用する場合は、洗剤分が残留しないようにすること。

〇

正誤問題（2022）
カーペットに洗剤分を残すことにより、汚れの予防効果が得られる。

×（基本的に、清掃後の洗剤分は残留しないようにする）

正誤問題（H24,H25,2023）
カーペットのほつれは、施工初期でのジョイント部の毛羽立ちが多く、カットすればよい。

〇

正誤問題（H28,2020）
カーペットのほつれは、年に1～2回まとめでカットする。

×（施工初期にカットすればよい）

正誤問題（2023）
建築物内で使用されているカーペット全体の調和を保つため、どの場所も真空掃除機により同じ頻度で作業を行う。

×（人の歩行が多く汚れやすい場所は、頻度を多くする）

スポットクリーニング

スポットクリーニングのメモはこちら。

正誤問題（H24,H30）
スポットクリーニングでは、汚れが激しい箇所を部分的に洗浄し、床維持剤を塗布する。

〇

正誤問題（H24）
床面(繊維床材)のスポットクリーニングは、日常清掃として実施する。

×（汚れが激しい箇所があるときの臨時清掃）

正誤問題（2020）
エレベータホールにある繊維床のスポットクリーニングは、6カ月に1～2回行う。

×（汚れが激しい箇所があるときの臨時清掃）

正誤問題（H27,2020,2021）
スポットクリーニングは、除じんで除去できない汚れがパイルの上部にあるうちに行う。

〇

正誤問題（2019）
スポットクリーニングは、パイル奥の汚れまで徹底的に除去する作業である。

×（全面クリーニングの説明）

正誤問題（H23）
スポットクリーニング方式の一つとして、パウダー方式がある。

〇

正誤問題（H23）
全面クリーニングは、汚れがパイルの上部にあるうちに行う洗浄方式である。

×（スポットクリーニングの説明）

正誤問題（H25,H27,H28）
全面クリーニング方式の一つとして、パウダー方式がある。

×（パウダー方式は、スポットクリーニング方式の一つ）

正誤問題（H26）
パウダークリーニングは、汚れが内部に入り込んだときに行う洗浄である。

×（汚れがパイルの上部にあるうちに行う作業である）

床維持剤（フロアーフィニッシュ）

床維持剤（フロアーフィニッシュ）のメモはこちら。

正誤問題（2022）
フロアフィニッシュは、床材の保護として使用する。

〇

正誤問題（H28,H29）
フロアフィニッシュは、顔料などの着色剤を含有する床用塗料である。

×（床材保護と美観の向上のために床に塗布するもの）

正誤問題（2019,2020）
床維持剤を塗布することで、土砂・ほこりの除去頻度を減らすことができる。

×（ほこりを軽減するものではない）

フロアポリッシュ

フロアポリッシュのメモはこちら。

正誤問題（H28）
フロアポリッシュは、主に目止め剤として使用する。

×（目止め剤はフロアシーラ―）

正誤問題（2022）
フロアポリッシュは、床油である。

×（床油はフロアオイル）

正誤問題（2023）
フロアポリッシュは、ろう状物質である。

〇

正誤問題（H25）
水性フロアポリッシュは、物理的・化学的方法により除去できる。

〇

正誤問題（H29,2021）
フロアポリッシュは、物理的、化学的方法により、容易に除去できない。

×（容易に除去できる）

正誤問題（2024）
フロアポリッシュは、塗布乾燥後に皮膜を形成し、物理的・化学的方法により、容易に除去できる製品群のことである。

〇

正誤問題（H29）
フロアポリッシュは、水性ワックスタイプが多く使われている。

×（水性ポリマー(樹脂ワックス)がよく使用される）

正誤問題（2024）
水性フロアポリッシュワックスタイプは、一般的に樹脂ワックスと呼ばれ、フロアポリッシュの主流である。

×（ワックスタイプ→ポリマータイプ）

正誤問題（2021）
床維持剤には、乳化性フロアポリッシュが多く使われている。

×（水性ポリマー(樹脂ワックス)がよく使用される）

正誤問題（H28）
水性フロアポリッシュは、ろう状物質や合成樹脂を水に溶解させ乳化したものである。

〇

正誤問題（2024）
水性フロアポリッシュポリマータイプは、不揮発性成分として、合成樹脂等のポリマが主原料である。

〇

正誤問題（H25）
乳化性フロアポリッシュは、揮発性溶剤の含有量が不揮発性成分よりも多い。

〇

正誤問題（H25）
油性フロアポリッシュは、ろう状物質、合成樹脂等の不揮発性成分を揮発性溶剤に溶解又は分散させたものをいう。

〇

穴埋め問題（H26）
シールされていない床は、[　ア　]がないことから保護剤としては、[　イ　]を使用する必要がある。
[ア：耐水性、耐油性　イ：水性ポリッシュ、油性ポリッシュ(油性ワックス)]

ア：耐水性　イ：油性ポリッシュ(油性ワックス)

フロアシーラー

フロアシーラーのメモはこちら。

正誤問題（H25,H29）
フロアシーラは、目止め剤として使用し、床の保護と美観を向上する。

〇

正誤問題（H28）
フロアシーラは、仕上げ剤として使用し、床の保護と美観を向上する。

×（仕上げ剤→目止め剤）

正誤問題（2023,2024）
フロアシーラは、物理的・化学的方法により、容易に除去できない。

〇

フロアオイル

フロアオイルのメモはこちら。

正誤問題（H25,H28,H29,2021）
フロアオイルは、主に表面加工された木質床材の保護のために用いられる。

×（表面加工していない木質床材の保護）

正誤問題（2024）
フロアオイルは、鉱油を主体とし、木質系床材の保護と美観の向上に使用される。

〇

床素材

床素材のメモはこちら。

選択問題（2020）
ビルクリーニング作業を行うに当たって把握しなければならない床材の特性として、最も不適当なものは次のうちどれか。
[耐洗剤性、防音性、吸水性、表面の粗さ、工法・仕上げ]

防音性

正誤問題（2019）
塩化ビニルタイルは、可塑剤を含まない。

×（可塑剤を含む）

正誤問題（2021,2023）
塩化ビニルタイルは、可塑剤を含む。

〇

正誤問題（H25,H29）
塩化ビニルタイルは、耐水性に優れる。

〇

正誤問題（2019,2020,2022）
塩化ビニル系床材は、耐薬品性や耐水性に富む。

〇

正誤問題（H23,H30）
塩化ビニルタイルは、アルカリ性洗剤に弱い。

×（アルカリ性洗剤を使用する）

正誤問題（H23,2019,2021）
塩化ビニルタイルピュア系は、床維持剤の密着性に優れる。

×（密着不良が起きやすい）

正誤問題（H29,H30,2022,2024）
塩化ビニルシートは、床維持剤の密着不良が起きやすい。

〇

正誤問題（2022,2024）
塩化ビニル系床材には、床維持剤の塗布が不要の製品が販売されている。

〇

正誤問題（2024）
塩化ビニル系床材は、モルタルで下地に張り付けている。

×（接着剤で下地に張り付ける）

正誤問題（H23,H24,H25）
リノリウムは、耐アルカリ性に乏しい。

〇

正誤問題（2019,2021）
リノリウムは、耐アルカリ性に富む。

×（耐アルカリ性に乏しい）

正誤問題（H28,H29,2020,2022）
リノリウムに付着した油汚れを除去するには、アルカリ性洗剤を使用する。

×（アルカリ性の洗剤に弱い）

正誤問題（H23,H25）
ゴムタイルは、摩耗しやすい。

×（耐摩耗性に優れている）

正誤問題（H28）
ゴムタイルは、耐摩耗性に優れる。

〇

正誤問題（H23,H29）
ゴムタイルは、耐溶剤性及び耐アルカリ性に優れている。

×（耐溶剤性、耐アルカリ性に乏しい）

正誤問題（H24,H26）
ゴムタイルは、耐溶剤性に乏しい。

〇

正誤問題（H26,2023）
花崗岩は、耐熱性に優れる。

×（耐熱性に乏しい）

正誤問題（H30,2024）
花崗岩は、耐熱性に乏しい。

〇

正誤問題（H24）
花崗岩は、耐酸性に乏しい。

×（耐酸性・耐アルカリ性に優れる）

正誤問題（H28,2019）
花崗岩(かこうがん)は、耐アルカリ性に乏しい。

×（耐酸性・耐アルカリ性に優れる）

正誤問題（2022）
花崗(こう)岩は、アルカリ性洗剤を使用する。

〇

正誤問題（H25,H26,H30,2019,2024）
大理石は、耐酸性、耐アルカリ性に乏しい。

〇

正誤問題（2023）
大理石は、耐アルカリ性に優れる。

×（耐アルカリ性に乏しい）

正誤問題（H24,2020）
大理石床の洗浄は、中性洗剤を使用する。

〇

正誤問題（H29）
大理石には、酸性洗剤が使用できない。

〇

正誤問題（H26）
テラゾは人造大理石で、床の仕上げ材として使用される。

〇

正誤問題（H24,H25,H28,2024）
テラゾは、耐酸性に乏しい。

〇

正誤問題（H30,2019,2021,2023）
テラゾは、耐酸性に優れる。

×（耐酸性に乏しい）

正誤問題（H27）
テラゾは、酸性洗剤に強い建材である。

×（耐酸性に乏しい）

正誤問題（2022）
テラゾには酸性洗剤を使用しない。

〇

正誤問題（2021,H30）
セラミックタイルは、耐摩耗性に優れる。

〇

正誤問題（2024）
セラミックタイルは、耐摩耗性に乏しい。

×（耐摩耗性に優れる）

正誤問題（H26,H28,H29,H30,2020）
セラミックタイルは、耐酸性、耐アルカリ性に優れる。

〇

正誤問題（2019）
セラミックタイルは、耐酸性、耐アルカリ性に乏しい。

×（耐酸性、耐アルカリ性に優れる）

正誤問題（2022）
セラミックタイルは、アルカリ性洗剤を使用しない。

×（耐アルカリ性に優れる）

正誤問題（2023）
セラミックタイルは、低吸水性に優れる。

〇

正誤問題（2024）
陶磁器質材料は、一般に焼成温度の高いものほど吸水率が高い。

×（吸水率が低い）

正誤問題（H24,H26,H28,H30,2020）
コンクリートは、耐酸性に乏しい。

〇

正誤問題（2019,2021,2023）
コンクリートは、耐酸性に優れる。

×（耐酸性に乏しい）

正誤問題（2022,2024）
目地のセメントモルタルは酸性洗剤で傷みやすい。

〇

正誤問題（2020）
木質系床材は、水分に弱い。

〇

正誤問題（2021）
木質系床材は、耐水性に優れる。

×（耐水性に乏しい）

選択問題（2022）
木質系床材の特徴と維持管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.水分により膨潤と収縮を繰り返し、割れや隙間を生じやすい。
2.アルカリ性洗剤の使用は、床材を変色させやすい。
3.ならやけやき等の広葉樹は、木質が硬い。
4.ポリウレタン樹脂でシールされた体育館の床材は、水拭きによる日常清掃により管理する。
5.シールされていない床材は、油性の保護剤で管理する。

4（床板の剥離による負傷事故防止として、日常清掃の水拭き禁止が文部科学省から通知された）

選択問題（2023）
木質床材の特徴と維持管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.木質床材は、無垢の単層フローリングと、合板を台板とした複合フローリングに分けられる。
2.体育館の床板の剥離による負傷事故防止として、日常清掃の水拭きの禁止が文部科学省から通知された。
3.体育館のシール加工には、ポリウレタン樹脂が多く使われている。
4.シールされていない杉材は、多孔質の特徴を有することから、油性の保護剤でシールする。
5.一般的に針葉樹の床材は、広葉樹の床材に比べ、木質が硬い。

5（広葉樹の方が、木質が硬い）

選択問題（2024）
木質床材の特徴と維持管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.無垢の単層フローリングと、複合フローリングでは、表面の仕上げ方法が異なる。
2.アルカリ洗剤の使用は、木質床材を変色させやすいので十分に注意する。
3.体育館の木質床材は、ポリウレタン樹脂などによりシール加工されている。
4.シール加工された木質床材は、弾性床材と同様に多量の水で洗浄する。
5.一般に針葉樹の床材は、広葉樹の床材に比べて木質が軟らかい。

4（木質床材は、水やアルカリ性の洗剤に弱い）

カーペット素材

カーペット材

カーペット材のメモはこちら。

正誤問題（H29）
パイル素材のうち、ウールは含水率が高い。

〇

正誤問題（2022）
ウール素材の含水率は約15%であるので、洗浄後は乾きにくい。

〇

正誤問題（2023）
ウール素材に付着した汚れはしみになりやすいので、できるだけ早めに対応する。

〇

正誤問題（2024）
ウール素材は、耐久性が高いが、親水性の汚れがしみになりやすい。

〇

正誤問題（2021）
ナイロン素材は、耐久性に優れている。

〇

正誤問題（2022）
ナイロンに付着した親水性の汚れは、ポリエステルより取りにくい。

〇

正誤問題（H23,H27）
アクリル素材は、ウール素材と比較して、しみが染着しやすい。

×（しみが染着しにくい）

正誤問題（2019,2020）
アクリル素材は、親水性の汚れが取れにくい。

×（親水性の汚れが取れやすい）

正誤問題（2021）
アクリル素材は、耐久性に優れている。

×（耐久性が乏しい）

正誤問題（H29,2020）
ポリプロピレン素材は、親水性の汚れが取れにくい。

×（親水性の汚れが取れやすい）

正誤問題（2023）
ポリプロピレン素材は、復元力に乏しい。

〇

正誤問題（2024）
ポリプロピレン素材は、復元力に乏しいが、親水性の汚れがしみになりにくい。

〇

正誤問題（2022）
合成高分子材料は、合成樹脂、合成ゴム、合成繊維に大別される。

〇