照明器具（ビル管問題）

ビル管試験の過去問題で、よく出る、2回くらい出てる、1回出たけど…。
実際の試験は5択の選択問題なので、このような出題形式ではありません。
正誤問題では、同じような文言の文章は一つとしてまとめてます。

ランプ効率
白熱電球
蛍光ランプ
低圧ナトリウムランプ
HIDランプ（高輝度放電灯）
LEDランプ
有機ELランプ
建築化照明
照明器具の保守

ランプ効率

ランプ効率のメモはこちら。

正誤問題（H28）
照明の単位は、W/m²である。

〇

正誤問題（H24）
蛍光ランプの発光効率は、一般に50～100lm/Wである。

〇

正誤問題（H26）
光源の設計光束維持率は、点灯時間の経過に伴う光源自体の光束減退などによる照度低下を補償するための係数である。

〇

正誤問題（H30）
周辺環境の清浄度が同じ場合、下面開放形の照明器具よりも、完全密閉形の照明器具の方が設計光束維持率が低い。

×（露出形や完全密閉形の方が汚れない）

正誤問題（2019）
LED照明器具の場合、周辺環境の清浄度が同じであれば、露出形と完全密閉形の設計光束維持率は同等である。

〇

選択問題（H27）
下の図の(1)～(5)に示す光源の設計光束維持曲線とその光源の組合せとして、最も不適当なものはどれか。

1.高圧ナトリウムランプ
2.蛍光水銀ランプ
3.蛍光ランプ
4.メタルハライドランプ
5.一般照明用白熱電球

5（白熱電球の設計光束維持率は1000～2000時間程度）

白熱電球

白熱電球のメモはこちら。

正誤問題（H23,2020）
白熱電球は、温度放射を利用している。

〇

正誤問題（H26）
白熱電球は、放電発光を利用している。

×（温度放射）

正誤問題（H23）
ハロゲン電球は、放電発光を利用している。

×（温度放射）

正誤問題（H26）
ハロゲン電球は、温度放射を利用している。

〇

正誤問題（H26）
ハロゲン電球は、一般に蛍光ランプより寿命が短い。

〇

蛍光ランプ

蛍光ランプのメモはこちら。

正誤問題（H23,2020）
蛍光ランプは、低圧放電ランプである。

〇

正誤問題（H30）
蛍光ランプは、白熱電球やHIDランプ(高輝度放電ランプ)と比べ、周辺温度による光束変動が大きい。

〇

低圧ナトリウムランプ

低圧ナトリウムランプのメモはこちら。

正誤問題（H26）
低圧ナトリウムランプは、低圧放電ランプである。

〇

HIDランプ（高輝度放電灯）

HIDランプ（高輝度放電灯）のメモはこちら。

正誤問題（H23）
高圧ナトリウムランプは、HIDランプである。

〇

正誤問題（H26）
高圧ナトリウムランプは、点灯姿勢による影響を受けやすい。

×（受けにくい）

正誤問題（2020）
水銀ランプは、高輝度放電を利用している。

〇

正誤問題（H26）
水銀ランプは、HIDランプである。

〇

正誤問題（H30）
水銀ランプやメタルハライドランプの光束は、白熱電球や蛍光ランプ、高圧ナトリウムランプよりも点灯姿勢による影響を受けやすい。

〇

LEDランプ

LEDランプのメモはこちら。

正誤問題（H25）
発光ダイオードの略称は、HIDで表す。

×（LED）

正誤問題（H23､H26）
LEDは、電界発光を利用している。

〇

正誤問題（2020）
発光ダイオード(LED)は、放電発光を利用している。

×（電界発光）

正誤問題（H24）
LEDランプは、HIDランプの一種である。

選択問題（H28）
LED(発光ダイオード)の性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
[熱に強い、小型軽量である、白色光光源として利用できる、指向性が強い、高効率・長寿命である]

熱に強い

選択問題（2020）
発光ダイオード(LED)の性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
[小型・軽量である、熱に弱い、拡散しやすい、寿命が長い、高効率である]

拡散しやすい

正誤問題（H26）
近年普及している発光ダイオード(LED)は、指向性が弱く、拡散光が得やすい。

×（指向性が強く拡散しにくい）

正誤問題（2020）
光色が同じであっても、蛍光ランプとLEDとでは分光分布が異なる。

〇

選択問題（H30）
各種光源の相対分光分布を下の図中に示している。A～Cは次のうちどれか。
[白熱電球、北の青空光、照明用LED]

A：北の青空光　B：照明用LED　C：白熱電球

正誤問題（2019）
既設の蛍光ランプ用照明器具のランプを直管形LEDランプで代替する場合、適切なランプと照明器具の組合せでないと、照明器具の焼損や火災を招くおそれがある。

〇

有機ELランプ

有機ELランプのメモはこちら。

正誤問題（2020）
エレクトロルミネセンス(EL)は、電界発光を利用している。

〇

建築化照明

建築化照明のメモはこちら。

正誤問題（H30,2022）
建築化照明とは、照明器具を建築物の一部として天井、壁等に組み込んだ照明方式である。

〇

選択問題（2020）
照明方式に関する次の用語のうち、建築化照明に分類されないものはどれか。
[フロアスタンド、システム天井照明、コーブ照明、コーニス照明、光天井照明]

フロアスタンド

選択問題（2023）
照明に関する次の用語のうち、建築化照明に分類されないものはどれか。
[システム天井照明、コードペンダント、ルーバー照明、コーニス照明、コーブ照明]

コードペンダント（天井の引っ掛けシーリングに取り付けて吊り下げる照明器具）

正誤問題（H24）
ブラケットは、壁、柱に取り付ける照明器具である。

〇

照明器具の保守

照明器具の交換方法

照明器具の交換方法のメモはこちら。

穴埋め問題（H23）
[　ア　]は、不点灯になった光源をその都度交換し、ある一定期間が経過した時点で、全ての光源を交換する方式である。[　イ　]は、光源が不点灯になっても、当初計画した交換時期、あるいは不点灯の光源が一定数に達するまで光源の交換を行わず、あらかじめ定めていた交換時点に達したときに全数を交換する方式である。[　イ　]は、大規模な照明施設で、光源の交換が[　ウ　]な場所に適している。
[ア：個別交換方式、個別的集団交換方式、集団交換方式　イ：個別交換方式、個別的集団交換方式、集団交換方式　ウ：比較的困難、容易]

ア：個別的集団交換方式　イ：集団交換方式　ウ：比較的困難

穴埋め問題（H28）
不点灯になった光源をその都度交換する[　ア　]は、小規模な照明施設や光源の交換が容易な場所には適しているが、光源の不点時期が一定でないため、光源の交換頻度が多くなり、保守に要する[　イ　]がかさむことになる。一方、大規模な照明施設で光源の交換が比較的困難な場所では、あらかじめ定められていた交換時期に達したときに全数を交換する[　ウ　]で光源の交換を行うことがある。
[ア：個別交換方式、個別的集団交換方式　イ：人件費、部品費　ウ：集団交換方式、集団的個別交換方式]

ア：個別交換方式　イ：人件費　ウ：集団交換方式

穴埋め問題（2024）
不点灯になった光源をその都度交換する光源の交換方式を[　ア　]といい、日本国内の事務所において最も多い交換方式である。一方、あらかじめ定めていた交換時期に達したときに全数を交換する交換方式を[　イ　]という。光源の交換と[　ウ　]の時期を合理的に組み合わせることで、人件費の節約や美観の保持等に好ましい結果をもたらすことができる。
[ア：個別的集団交換方式、個別交換方式　イ：集団交換方式、集団的個別交換方式　ウ：清掃、配線交換]

ア：個別交換方式　イ：集団交換方式　ウ：清掃

正誤問題（H26）
日本の事務所建築では光源の交換方式として、集団交換方式より個別交換方式が多い。

〇

照明の維持管理

照明の維持管理のメモはこちら。

正誤問題（2019）
JIS C 8105－1によれば、照明器具の適正交換の目安は、累積点灯時間30000時間としている。

〇

正誤問題（2019）
光源の交換と清掃の時期を合理的に組み合わせることが、所要照度の維持にとって望ましい。

〇

正誤問題（H24,H27）
照明設備で、調光制御を用いる。

〇

照明器具の清掃・点検

照明器具の清掃・点検のメモはこちら。

正誤問題（H30）
照明器具の清掃間隔は、汚れによる照度低下によって損失する照明費をちょうど1回分の清掃費で相殺できる期間が、最も経済的な清掃間隔である。

〇