ビル管理の保全（ビル管問題）

ビル管試験の過去問題で、よく出る、2回くらい出てる、1回出たけど…。
実際の試験は5択の選択問題なので、このような出題形式ではありません。
正誤問題では、同じような文言の文章は一つとしてまとめてます。

設備の保全
ビル管理の関連用語
1. ビル管理の手法
2. 建築物の評価

設備の保全

設備の保全のメモはこちら。

正誤問題（H28,H29）
設備の保全活動には、維持活動と改善活動がある。

〇

正誤問題（H30）
維持管理の目的として、故障、事故の発生の予知、危険・災害の未然防止がある。

〇

正誤問題（H30）
点検、整備、検査、修理を行う業務は保全業務に位置づけられる。

〇

正誤問題（2022）
点検業務は、法定点検業務及び設備機能維持のために行われる任意点検業務に区分される。

〇

正誤問題（2022）
異常の兆候は、それ自体を測定することは難しく、振動などのパラメータから推定する。

〇

正誤問題（H30）
物理的劣化とは、機器の持つ機能と時代とともに高度化していく要求機能との乖離(かいり)が次第に大きくなることをいう。

×（社会的劣化）

正誤問題（2022）
空気調和・換気設備のリニューアルまでの使用期間は、20～30年となる場合が多い。

〇

正誤問題（2022）
熱源設備は重要機器として、点検レベルを高く設定する。

〇

保全の種類

保全の種類のメモはこちら。

正誤問題（H30）
予防保全は、部品の劣化を保全計画に組み入れて計画的に修理、交換する方法である。

〇

正誤問題（2022）
予防保全とは、故障発生時に、他の部分への影響を防止するため、当該部分を速やかに修復する方法である。

×（事後保全）

ライフサイクルコスト（LCC）

ライフサイクルコスト（LCC）のメモはこちら。

正誤問題（H25）
ライフサイクルコストは、LCCで表す。

〇

正誤問題（H28）
設備管理のライフサイクルとは、設備の計画、設計、製作、運用、保全をへて廃却又は再利用までを含めたすべての段階及び期間までと定義されている。

〇

正誤問題（H29,2022）
ライフサイクルは、JISの設備管理用語によると「設備の製作、運用、保全」と定義されている。

×（廃却又は再利用までを含めたすべての段階及び期間）

正誤問題（2020）
LCCとは、建物の生涯にわたって必要なすべての費用である。

〇

正誤問題（2023）
LCCMとは、建物の生涯にわたって必要なすべての費用の管理である。

〇（正解ですが、Mが無理やりでLCCMだと違うものになりそう…）

故障の特性

故障の特性のメモはこちら。

正誤問題（H30）
平均故障間隔(MTBF)とは、システム、機器、部品等で発生する故障間の動作時間の平均値をいう。

〇

ビル管理の関連用語

ビル管理の手法

ビル管理の手法のメモはこちら。

正誤問題（H28,2022）
ファシリティマネージメント(FM)とは、企業、団体等が組織活動のために、施設とその環境を総合的に企画、管理、活用する経営活動と定義されている。

〇

正誤問題（H29）
ファシリティマネージメントは、コストと品質の最適化バランスを目的としている。

〇

正誤問題（2020）
BCPとは、事業継続計画である。

〇

正誤問題（2020）
危機・BCPは、自家発電の導入に関係する。

〇

選択問題（2023）
空気調和設備におけるコミッショニングに関連する用語として、該当しないものは次のうちどれか。
[BEMS、性能検証、BCP、運用最適化、FPT]

BCP（FPTは機能性能試験のことで、BCPだけ管理手法の用語）

正誤問題（H29,2022）
エネルギー管理に推奨されるPDCAサイクルの活用には、見える化機能が有効である。

〇

建築物の評価

建築物の評価のメモはこちら。

正誤問題（H26）
CASBEEとは、建築環境総合性能評価システムである。

〇

正誤問題（H28）
CASBEEとは、中央監視、エネルギー管理、ビル管理、施設管理を含んだ包括的なシステムである。

×（BEMSの説明）

正誤問題（2020）
CASBEEとは、発注者の要求品質を実現するための管理プロセスである。

×（コミッショニングの説明）

正誤問題（2019）
CASBEE(建築環境総合性能評価システム)の評価対象は、エネルギー消費、資源循環、地域環境、室内環境の4分野である。

〇

選択問題（2023）
CASBEE(建築環境総合性能評価システム)の評価対象の分野に、含まれていないものは次のうちどれか。
[エネルギー消費、火災安全、資源循環、地域環境、室内環境]

火災安全（これは選択肢の中でも異質ですから…）

正誤問題（H23,H27）
デューディリジェンスは、不動産評価に関係する。

〇

正誤問題（2024）
デューディリジェンスは、防災対策に関する用語である。

×（建築物の不動産評価に関するもの）

正誤問題（2020）
建築物の不動産価値を評価するためのデューディリジェンスにおいては、建物の躯体・設備の現況が重要で、維持管理状態や稼働状況の記録は不要である。

×（維持管理状態や稼働状況なども評価対象である）

正誤問題（2020,2023）
POEとは、建築物使用者の観点による性能評価システムである。

〇

正誤問題（2023）
PFIとは、民間主導の公共サービス事業である。

〇