排水設備の保守（ビル管問題）

ビル管試験の過去問題で、よく出る、2回くらい出てる、1回出たけど…。
実際の試験は5択の選択問題なので、このような出題形式ではありません。
正誤問題では、同じような文言の文章は一つとしてまとめてます。

排水設備の点検
排水槽の清掃
排水管の清掃
1. 排水管の清掃方法

排水設備の点検

排水設備の点検のメモはこちら。

正誤問題（H24）
排水槽の清掃後、ポンプの絶縁抵抗の測定、アース線の接続を確認してから運転し、逆回転・過電流の有無をチェックする。

〇

正誤問題（H25）
排水ポンプの修理後は、ポンプの絶縁抵抗の測定、アース線の接続等の確認をしてから運転する。

〇

正誤問題（H23,H28）
排水ポンプは、6カ月に1回絶縁抵抗の測定を行い、1MΩ以上であることを確認する。

×（1カ月に1回）

正誤問題（H24,H26,H27,H29,H30,2023）
排水ポンプは、1カ月に1回絶縁抵抗の測定を行い、1MΩ以上あることを確認する。

〇

正誤問題（2021）
排水ポンプは、3カ月に1回絶縁抵抗の測定を行い、1MΩ以上であることを確認する。

×（1カ月に1回）

正誤問題（H23,H30）
水中ポンプは、2年に1回、メカニカルシール部のオイル交換を行う。

×（6カ月～1年に1回）

正誤問題（H26,H28,2019,2024）
水中ポンプのメカニカルシール部のオイルは、6カ月～1年に1回、交換する。

〇

正誤問題（2020）
水中用排水ポンプのメカニカルシール部のオイル交換は、3～5年に1回程度行う。

×（6カ月～1年に1回）

正誤問題（H24,H27,2021,2023）
排水ポンプは、1～2年に1回程度、メカニカルシールの交換を行う。

〇

正誤問題（H29）
排水ポンプのメカニカルシールの交換は、3～5年に1回行う。

×（1～2年に1回）

正誤問題（H25）
排水ポンプは、一般に3～5年でオーバーホールを行う。

〇

排水槽の清掃

排水槽の清掃のメモはこちら。

正誤問題（H23,H24,H26,H28,2020,2021,2024）
排水槽内の清掃作業は、酸素濃度を確保のほか硫化水素濃度が10ppm以下であることを測定してから行う。

〇

正誤問題（H25）
排水槽の清掃は、最初に酸素濃度が10%以上、硫化水素濃度が20ppm以下であることを確認してから作業を行う。

×（酸素濃度18%以上、硫化水素濃度10ppm以下）

正誤問題（2019）
排水槽の清掃では、最初に酸素濃度が15%以上、硫化水素濃度が25ppm以下であることを確認してから作業を行う。

×（酸素濃度18%以上、硫化水素濃度10ppm以下）

正誤問題（2022）
汚水槽の清掃は、酸素濃度が18%以上、かつ、硫化水素濃度が10ppm以下であることを確認してから作業を行う。

〇

正誤問題（2019）
排水槽の清掃は、空気呼吸器を用いる。

〇

正誤問題（H25）
排水槽の清掃後は、水張りを行い、防水性能に異常がないことを確認する。

〇

正誤問題（2022）
排水槽の清掃によって生じた汚泥等の廃棄物は、関係法令の規定に基づき、適切に処理する。

〇

排水管の清掃

排水管の清掃のメモはこちら。

正誤問題（H25,2019,2020,2022,2023,2024）
排水管内部の詰まり具合や腐食状況などは、内視鏡や超音波厚さ計などにより確認できる。

〇

正誤問題（H27,H30）
超音波厚さ計は、排水管の腐食状況の診断で用いる。

〇

正誤問題（H30）
内視鏡は、管内部の詰り具合の確認で用いる。

〇

正誤問題（H24）
ちゅう房用の排水管の詰まりは、油脂類が配管内に固着して発生する場合が多い。

〇

排水管の清掃方法

排水管の清掃方法のメモはこちら。

正誤問題（H27,H30）
薬品洗浄は、有機性付着物の除去で用いる。

〇

正誤問題（H24,H28,H29,2024）
排水管の有機性付着物は、アルカリ性洗浄剤を用いて除去する。

〇

正誤問題（2022）
排水管の有機性付着物は、酸性洗浄剤を用いて除去する。

×（アルカリ性洗浄剤）

正誤問題（H25,H28）
高圧洗浄法は、排水槽や排水管の清掃で用いる。

〇

正誤問題（H23,H30,2020,2022,2023,2024）
排水立て管の清掃に用いる高圧洗浄法は、5～30MPaの圧力の水を噴射し、排水管内を洗浄する方法である。

〇

正誤問題（H24,H28,2021）
高圧洗浄による排水管の清掃では、0.5～3MPaの圧力の水を噴射させ洗浄する。

×（5～30MPa）

正誤問題（H27,H30,2023）
ワイヤ(スネークワイヤ)法は、グリース等の固い付着物の除去を行う。

〇

正誤問題（H24,2021）
スネークワイヤー法は、排水立て管の清掃に使用する場合では、長さ20m程度が限界である。

〇

正誤問題（2024）
スネークワイヤ法は、排水立て管の清掃に使用する場合では、長さ30m程度が限界である。

×（20m程度）

正誤問題（H23,H28,2019,2020,2022）
排水横管の清掃にスネークワイヤ法を使用する場合、一般に長さ25m程度が限界とされている。

〇

正誤問題（H25）
スネークワイヤー法は、長さ40mまでの排水横管の清掃に使用する。

×（排水横管では長さ25m以内）

正誤問題（H29）
排水横管の清掃にワイヤを通す方法を用いる場合は、一般に長さ35m程度が限界とされている。

×（排水横管では長さ25m以内）

正誤問題（H23）
ロッド法は、グリース阻集器内のグリースの除去に使用する。

×（敷地排水管の清掃方法）

正誤問題（H28,2019）
ロッド法は、敷地排水管の清掃を行う。

〇

正誤問題（H30）
ロッド法は、排水槽の清掃で用いる。

×（敷地排水管の清掃方法）

正誤問題（H25,H29,2020,2023,2024）
ロッド法は、1～1.8mのロッドをつなぎ合わせ、手動で排水管内に挿入し、清掃に使用する。

〇

正誤問題（2021）
ロッド法による排水管の清掃には、最大30mの長さにつなぎ合わせたロッド法が用いられる。

〇

正誤問題（H23,H24,H27,H28,H29,2019,2020,2022）
ウォーターラム法は、閉塞した管内に水を送り、圧縮空気を一気に放出してその衝撃で閉塞物を除去する。

〇

正誤問題（2023）
ウォータラム法は、洗浄ノズルから高圧の水を噴射し、噴射力を利用して排水管内を洗浄する方法である。

×（高圧洗浄の説明）

正誤問題（H25）
ウォーターラム法は、有機性付着物の溶解を行う。

×（薬品洗浄の説明）