浄化槽(ビル管問題)

ビル管試験の過去問題で、よく出る2回くらい出てる、1回出たけど…。
実際の試験は5択の選択問題なので、このような出題形式ではありません。
正誤問題では、同じような文言の文章は一つとしてまとめてます。

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浄化槽の法律

浄化槽の定義

浄化槽の定義のメモはこちら

雨水(雑排水)

雨水(雑排水)

浄化槽法

浄化槽法のメモはこちら

×(環境省、一部国土交通省)

×(環境省、一部国土交通省)

4(都道府県知事または保健所の設置場所の長)

1(第1条では、浄化槽工事業者の登録制度、浄化槽清掃業の許可制度)

2(第1条では、浄化槽工事業者の登録制度、浄化槽清掃業の許可制度)

浄化槽製造業の登録制度

浄化槽管理者の責務

浄化槽管理者の責務のメモはこちら

5(使用開始直前に行う)

4(浄化槽技術管理者を置く)

1(使用開始直前に行う)

排水の指標

消費酸素量による指標

消費酸素量による指標のメモはこちら

×(CODの説明)

20mg/L以下

×(BOD負荷量の単位)

×(BODの説明)

×(物理化学処理法より生物処理法が適している)

100m3
  1日当たりの汚水量は、1日当たりの汚水量100m3なので、100×103L
  BOD量(kg)は、BOD濃度200mg/Lなので、100×103L×200mg/L=20kg
  BOD容積負荷は0.2kg/(m3・日)なので、20kgを処理するのに必要な有効容量は、
  ばっ気槽の有効容量(m3)=20/0.2=100m3

100m3
  1日当たりの汚水量は、1人1日当たりの汚水量200Lなので、500人×200L=100×103L
  BOD量(kg)は、BOD200mg/Lなので、100×103L×200mg/L=20kg
  BOD容積負荷は0.2kg/(m3・日)なので、20kgを処理するのに必要な有効容量は、
  ばっ気槽の有効容量(m3)=20/0.2=100m3

56%
  汚泥返送率をAとして、問題文の式に代入する。
  3000=((100×200)+(A×8000))/(100+A)
  A=56%

550人
  ビル全体の人員をNとして、問題文の式に代入する。
  N=(0.075×2000)+(0.72×500)+(0.06×500)=540人より

0.43m3/日
  流入汚水量:150m3/日=150×103L/日、流入水のBOD:200mg/L=200×10-3g/Lより
  流入BOD量(kg/日)=150×103×200×10-3=30000g/日=30kg/日
  流入水のBOD:200mg/L、放流水のBOD:20mg/Lより
  BOD除去率(%)=((200ー20)/200)×100=90%
  汚泥発生量(kg/日)をAとして、問題文の式に代入する。
  A=30×(90/100)×(40/100)×(100/(100ー97.5))=432kg/日
  汚泥の密度は1000kg/m3なので、単位をkg→m3に直すと、0.432m3/日

19.5kg/日
  流入水のBOD量(kg/日)=150×103L×210mg/L=31500×103mg=31.5kg/日
  流入水のBOD量(kg/日)=150×103L×80mg/L=12000×103mg=12kg/日
  BOD除去量(kg/日)=流入水のBOD量ー流入水のBOD量=31.5ー12=19.5kg/日

6.0m3
  水分99.0%の汚泥12m3は、固形物は1.0%なので、固形物の容積は12×0.01=0.12m3
  水分98.0%では、固形物は2.0%なので、2.0%が0.12m3となる。
  全体100%の容積は、12/2=6.0m3

10.0m3
  水分98.0%の汚泥15.0m3は、固形物は2.0%なので、固形物の容積は15×0.02=0.3m3
  水分97.0%では、固形物は3.0%なので、3.0%が0.3m3となる。
  全体100%の容積は、30/3=10.0m3

96.5%
  含水率98%の汚泥5m3は、水分は98%なので、水分の容積は5×0.98=4.9m3
  含水率96%の汚泥15m3は、水分は96%なので、水分の容積は15×0.96=14.4m3
  混合した時の水分の容積は、4.9+14.4=19.3m3となる。
  混合した時の汚泥の容積は、5+15=20m3なので、そのうちの19.3m3が水分であるから
  含水率=(19.3/20)×100=96.5%

65%
  一次処理装置で30%が除去されたので、残りは70%である。
  二次処理装置で残りの70%の50%が除去されたので、残りは35%である。
  全体のBOD除去率は100%に対して残ったのが35%なので、65%が除去されたことになる。

浮遊物質の指標

浮遊物質の指標のメモはこちら

×(1μmを超えて2mm以下)

×(mg/L)

その他の指標

その他の指標のメモはこちら

排水処理施設(浄化槽)の構成

排水処理施設(浄化槽)の構成のメモはこちら

ア:流量調整槽 イ:生物処理槽 ウ:ろ過装置

ア:流量調整槽 イ:生物処理槽 ウ:ろ過装置

排水処理の方法

活性汚泥法

活性汚泥法のメモはこちら

×(好気性条件下で生息する細菌や原生動物などの微生物の集合体)

4(沈殿槽→ばっき槽)

×(スラッジの説明)

ア:荒目スクリーン イ:流量調整槽 ウ:ばっ気槽 エ:沈殿槽

1(分離膜は、精密ろ過膜(MF)を使用する)

3(沈殿槽の代わりに分離膜を使用する)

生物膜法(接触ばっ気法)

生物膜法(接触ばっ気法)のメモはこちら

1(脱離液の移送先は流量調整槽である)

長時間ばっ気法

汚染物質の除去方法

汚染物質の除去方法のメモはこちら

×(有機性窒素と無機性窒素の総和)

×(有機性窒素と無機性窒素の総和)

活性炭処理法

活性炭処理装置

1(生物学的酸化法は、溶解性の残存有機物質で使用する)

5(急速砂ろ過法は、浮遊性の残存有機物質で使用する)

2(活性炭吸着法は、溶解性の残存有機物質で使用する)

浄化槽の保守

浄化槽の各部と点検内容

各部と点検内容のメモはこちら

3(清掃は保守点検作業には当たらない)

3(嫌気ろ床槽は、嫌気性微生物のため酸素は必要ない)

5(MLSS濃度は、活性汚泥処理の浮遊物質濃度なので、ばっ気槽で調整する)

5(沈殿槽は、沈降分離させるので攪拌しない)

5(MLSS濃度は、活性汚泥処理の浮遊物質濃度なので、ばっ気槽で調整する)

4(凝集処理装置は、沈殿槽の固液分離装置なので、空気供給量は関係しない)

1(沈殿分離槽は、沈降分離させるので、溶存酸素濃度は関係しない)

5(フロック形成状態は沈殿槽(凝集槽)の点検項目)

生物膜の付着状況(生物膜の付着状況は生物膜法(接触ばっ気槽)で点検する)

透視度(透視度は、消毒槽から放流時の水質検査で点検する)

MLSS濃度(MLSS濃度は、活性汚泥法(ばっ気槽)の点検項目)

浄化槽の清掃

浄化槽の清掃のメモはこちら

×(浄化槽汚泥は一般廃棄物)

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