電験三種(令和5年度上期) 電力 問2

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問題

方針

コンバインドサイクルの特徴」に関する問題です。(平成19年問3と同じ問題です)

解法

(1)

コンバインドサイクルは、ガスタービンと蒸気タービンを合わせた発電方式で、総合熱効率は火力発電の40%台に比べ60%と高い

上記よりとなります。

(2)

コンバインドサイクルは、圧縮空気を使用するので排ガス量は多い

上記より、汽力発電の方が排ガス量は少なくなるのでとなります。

(3)

コンバインドサイクルは、蒸気タービンの負担が少ないので、復水器の冷却水量、温排水量は少ない

上記よりとなります。

(4)

コンバインドサイクルは、通風や環境対策用の補機が少ないので、所内比率は2.5%程度で小さい

上記より、汽力発電の方が所内率は大きくなるのでとなります。

(5)

コンバインドサイクルは、空気圧縮機の空気量が外気温度で変わるため、夏場は出力が減少する

上記より、出力が外気温度の影響を受けるのでとなります。

解答

誤りは(3)となります。

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