電験三種(令和5年度上期) 理論 問14

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問題

方針

三相電力の計測で「二電力計法」に関する計算問題です。(平成15年問13と同じ問題です)

解法

「二電力計法」
単相電力計2台を使用して三相有効電力と三相無効電力を測定する。
負荷の力率によっては、電力計の指針が逆振れする。このときは電力計の極性を反転して接続して、測定した値のWにマイナスを付ける

$\displaystyle P=W_1+W_2 \ [W] $

$\displaystyle Q=\sqrt{3}(W_2-W_1) \ [var] $

問題文より、電力計W1=490W、電力計W2は「指針が逆ぶれしたので極性を反転して接続した」とあるので、マイナスをつけてW2=ー25Wとなります。電力Pは以下のように加算して求めます。

$\displaystyle P=W_1+W_2=490-25=465 \ [W] $

解答

解答は(3)となります。

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