問題

方針
「ガス絶縁開閉装置(GIS)」に関する問題です。(平成15年問7と同じ問題ですが、選択肢の順番が違います)
解法
(ア)
ガス絶縁開閉装置(GIS)は、遮断器・断路器・母線電線路・避雷器・計器用変成器・作業用接地装置などを、絶縁性が高いSF6ガスが充てんされた単一の金属容器内に収めたもの。
上記より(ア)は「SF6ガス」となります。
(イ)
ガス絶縁開閉装置(GIS)は、充電部支持の絶縁物にはエポキシ樹脂が使用される。
上記より(イ)は「エポキシ樹脂」となります。
(ウ)
ガス絶縁開閉装置(GIS)は、金属容器が接地されるので感電の危険性が少なく、縮小化・省スペース化が可能で、密閉機器であり保守の省力化ができる。
大都市の地下変電所や、塩害対策の開閉装置として適している。
上記より(ウ)は「高い」となります。
(エ)
ガス絶縁開閉装置(GIS)は、ユニットで据え付けできるので工期が短縮できるが、密封されているため、内部事故時の復旧時間は長くなる。
上記より(エ)は「長い」となります。
解答
(ア)~(エ)すべてを満たすのは(2)となります。