電験三種(令和7年度上期) 機械 問13

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問題

方針

制御系の安定判別」の「過渡特性の評価」に関する問題です。(平成15年問13と同じ問題ですが、選択肢の順番が違います)

解法

「制御系の安定判別」
フィードバック制御系において、安定性が最も求められるが、特性評価として定常特性(目標値に近づいた後の安定状態)と過渡特性(目標値までの最初の立ち上がり、目標値に変化があった時の追従までの状態)がある。

「過渡特性の評価」

  • 行過ぎ量:偏差の最大値と目標値の差をパーセントで表したもの。(オーバーシュート)
  • 行過ぎ時間:立ち上がりから最大値までの時間。
  • 整定時間:許容偏差内(±5%、±2%の範囲に安定)に入るまでの時間。
  • 立上がり時間:ステップ応答(最初の立ち上がり)において目標値の10~90%になるまでの時間。
  • 遅れ時間ステップ応答(最初の立ち上がり)において目標値の50%になるまでの時間。

上記より(ア)は「定常」となります。
上記より(イ)は「ステップ」となります。
上記より(ウ)は「行過ぎ量」となります。

解答

(ア)~(ウ)すべてを満たすのは(3)となります。

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