防火設備とは
シャッターや防火扉等、火災を閉じ込めることができる設備。
耐火性能により特定防火設備(1時間以上)、防火設備(20分以上)に分けられる。
防火扉
火災の拡大や延焼を防止する為、防火区画の開口部に設ける扉。
防火シャッター
防火および盗難防止のため出入口や窓に設置する。
シャッターが障害物に触れると停止する危害防止機能付きのものもある。
手動式
サムビース(ハンドルを差し込む部分の蓋)を180度回転させると、ブレーキが外れ、シャッターの自重で降下する。
自動式
付属の温度ヒューズが溶断してブレーキが外れるものや、煙感知器と連動するものがある。
防火ダンパ
空調機や換気設備のダクトが防火区画を貫通する部分に設置し、熱や煙がダクト内を通って、他の防火区画へ流入するのを防ぐダンパ。
防火ダンパ(FD)、煙感連動防火ダンパ(SD・SFD)、排煙風道用防火ダンパ(HFD)、ピストンレリーザーダンパ(PD)などがある。
「ダンパ」「ダンパの種類」を参照。
その他の防火機能
バルコニー
バルコニーは、下階から上階への延焼防止に有効である。
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