配管工事

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さや管ヘッダ工法

本管から先を枝分かれ式に分岐していく配管方式とは異なり、ヘッダ(分岐管)から各器具にそれぞれ単独に配管する工法。
ヘッダーを給湯器や本管のパイプシャフト周辺に設け、ヘッダーから各器具までタコ足状に直接1本の敷設したサヤ管に、後から樹脂管を通管する。
集合住宅の住戸内などで使用される。

管更生工法

古くなった管に手を加えて修復する工法。
既設管の内面に新管を構築する。
管内に合成樹脂ライニングを施す場合には、技術評価審査証明を受けた工法を採用するのがよい。

配管の支持

天井のスラブに打ち込まれたインサート金物から吊りボルトで支持、壁からの支持などがある。
伸縮が大きい配管では、管を固定せずにローラーで支持したり、間に伸縮継手を挟む。

配管の関連用語

エルボ返し

熱膨張により管が伸縮して配管や機器を破損しないよう、エルボを3〜4個使用して配管の伸縮を吸収させる暖房用の配管方法。

鞘管(さやかん)・スリーブ

各種配管の外側に二重に設けた管。
給排水管が壁や床・基礎などを貫通する場合に、その開口を確保するためのさや管をスリーブという。

さや管
スリーブ

防露巻き・ラッキング

機器や材料に結露を防ぐために保温材等を巻いて施すこと。
保温・保冷工事で配管に巻いた保温材の上から、さらに薄い金属を巻くことをラッキングという。

防露巻き
ラッキング

サドルバンド

金属管を配管支持架台や建築物(躯体など)に固定するための鞍型の金具のこと。



Ver.1.2.1

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