電験三種(令和7年度下期) 電力 問10

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問題

方針

地中電線路」の特徴に関する問題です。(平成18年問8に類題があります)

解法

「地中電線路」
地面の下にケーブルを用いて電線路を構築するもの。
地中電線路は架空線線路に比べ、景観が良い、外的破損事故が少ないなどの利点があるが、工費が高く、地下設備のため補強などの改造が難しい。

「直接埋設式」
トラフやボックスにケーブルを収めてそのまま埋める方式
工事費が安く、工期が短い。
外傷を受けやすく、埋設するのでメンテナンスがしにくい
圧力を受ける場所は1.2m以上、それ以外は0.6m以上の深さに埋設する。(電技解釈第120条)
「管路式」
管路やマンホールを地中に埋めておき、マンホールからケーブルを入れて接続する方式
増設や撤去が比較的簡単に行えて、外傷を受けにくい
管路は空間が狭いので他の方式に比べ放熱が悪く、送電容量が制限される。設置したマンホールで接続を行うので敷設工事の自由度に制約が生じる。
「暗きょ式」
暗きょと呼ばれるコンクリート壁で囲まれた空間を地下に埋設し、その中に電力ケーブルや他の配管などを納める方式
メンテナンスがしやすい
工事費が高く、工期が長い。

(1)

上記より、トラフやボックスにケーブルを収めてそのまま埋める「直接埋設式」が最も簡単で、暗きょと呼ばれるコンクリート壁で囲まれた空間を地下に埋設し、その中に電力ケーブルや他の配管などを納める「暗きょ式」が最も大変です。
従って、直接埋設式<管路式<暗きょ式となるのでとなります。

(2)

「直接埋設式」はトラフやボックスにケーブルを収めてそのまま埋めるため、事故復旧には採掘が必要で時間がかかります。従ってとなります。

(3)

「直接埋設式」はトラフやボックスにケーブルを収めてそのまま埋めるため、外傷は受けやすくなります。従ってとなります。

(4)

「暗きょ式」は地下空間、「管路式」は管路・マンホール中にケーブルを敷設するので、増設工事は容易となります。従ってとなります。

(5)

上記より、「管路式」は管路は空間が狭いので他の方式に比べ放熱が悪く、送電容量が制限されます。従ってとなります。

解答

誤りは(5)となります。

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