電験三種(令和7年度下期) 理論 問2

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問題

方針

電荷・電界のクーロン力に関する問題です。(平成14年問2と同じ問題ですが、与えられた数値が違います)
電荷のクーロン力」の式で考えたいと思います。

解法

「電荷のクーロン力」
二つの点電荷の間で相互に働く力(静電力)を表す。
同符号の電荷は反発力で、異符号は吸引力となる。

$\displaystyle F=\frac{1}{4πε_0}・\frac{Q_1Q_2}{r^2}=9×10^9・\frac{Q_1Q_2}{r^2} \ [N] $

$F$:クーロン力 [$N$]
$ε_0$:真空の誘電率(真空中の場合)
$Q$:電荷 [$C$]
$r$:電荷間の距離 [$m$]

すべての電荷は正電荷なので、AP間、BP間のクーロン力は反発力となります。
P点のクーロン力が分かっているので、AP間とBP件間のクーロン力を求めて合成し、点電荷Qの値を求めたいと思います。
AP間のクーロン力はA点の電荷QA=3×10-7CでAP間の距離r=1mより、以下となります。

$\displaystyle F_{AP}=\frac{1}{4πε_0}×\frac{3×10^{-7}×Q}{1^2} $

BP間のクーロン力はB点の電荷QB=3×10-7CでBP間の距離r=2mより、以下となります。

$\displaystyle F_{BP}=\frac{1}{4πε_0}×\frac{3×10^{-7}×Q}{2^2} $

P点でのAP間のクーロン力とBP間のクーロン力は、それぞれ逆向きになるので、P点の合成クーロン力は以下となります。

$\displaystyle F_P=F_{AP}-F_{BP}=\frac{1}{4πε_0}×\frac{3×10^{-7}×Q}{1^2}-\frac{1}{4πε_0}×\frac{3×10^{-7}×Q}{2^2}=\frac{9×10^{-7}×Q}{16πε_0} $

FP=5×10-3N、ε0=8.85×10-12F/mより、点電荷Qの値を求めます。

$\displaystyle 5×10^{-3}=\frac{9×10^{-7}×Q}{16πε_0} $

$\displaystyle Q=16×3.14×8.85×10^{-12}×\frac{5×10^{-3}}{9×10^{-7}}≒2.5×10^{-6} \ [C] $

解答

解答は(3)となります。

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