問題


方針
交流でのRL直列回路の問題です。(平成16年問8と同じ問題ですが、選択肢の順番が違います)
問題文に電圧・電流が示されているので「オームの法則」より、「合成インピーダンス」を求めることができるので、そこから抵抗値を求めたいと思います。
解法
「オームの法則(交流)」
$\displaystyle V=ZI \ [V] $
$V$:電圧 [$V$]
$Z$:合成インピーダンス [$Ω$]
$I$:電流 [$A$]
RLC直列回路の「合成インピーダンス」
$\displaystyle |\dot{Z}|=\sqrt{R^2+(X_L-X_C)^2}=\sqrt{R^2+\left(ωL-\frac{1}{ωC}\right)^2} $
図1のRL直列回路は、電圧E1=100V、電流I1=10Aより、合成インピーダンスZ1の値を求めます。
$\displaystyle E_1=Z_1I_1 $
$\displaystyle Z_1=\frac{100}{10}=10 \ [Ω] $
図1のRL直列回路は抵抗R、誘導性リアクタンスXで構成されているので、合成インピーダンスZ1は以下で表せます。
$\displaystyle Z_1=\sqrt{R^2+X^2} $
$\displaystyle 100=R^2+X^2 $
図2のRL直列回路は、電圧E2=100V、電流I2=5Aより、合成インピーダンスZ2の値を求めます。
$\displaystyle E_2=Z_2I_2 $
$\displaystyle Z_2=\frac{100}{5}=20 \ [Ω] $
図2のRL直列回路は抵抗(R+11)、誘導性リアクタンスXで構成されているので、合成インピーダンスZ2は以下で表せます。
$\displaystyle Z_2=\sqrt{(R+11)^2+X^2} $
$\displaystyle
400=(R+11)^2+X^2
$
$
400=R^2+22R+121+X^2
$
図1で求めたR2+X2=100を代入して抵抗Rを求めます。
$\displaystyle
400=22R+121+100
$
$
R≒8.1 \ [Ω]
$
解答
解答は(5)となります。

